■再び南信へ桜をみに
2週前に引き続き、南信へ桜を見に行くこととしました。高遠城址公園と勝間薬師堂しだれ桜が満開、駒ヶ根光前寺しだれ桜が咲き始め、松本弘法山古墳が満開、安曇野道祖神常念桜が満開という事前情報をもとにでかけています。
■高遠城址公園タカトオコヒガンザクラ・勝間薬師堂しだれ桜
高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラは、満開でボリュームたっぷり。降雪の影響が気になりましたが花は痛んでいませんでした。時間帯が早かったこともあって、それほどの混雑ではなく鑑賞できました。日本三大桜名所の一つ（他は弘前と吉野）だけあって、素晴らしいものでした。なお、駐車場は、城址公園からやや離れたほりでいパークにしました。これは、白山観音や勝間薬師堂へ歩いて行くことを想定していたためです。
白山観音へは、標高差100mくらいの登りです。途中まで舗装路、その後山道となります。白山観音の下からは、高遠城址公園の方向のみ展望があり、モリモリの桜をみることができます。ここは、パンフレットや資料映像などでもよく使われる場所です。
勝間薬師堂はほりでいパークの南です。勝間薬師堂のしだれ桜。大きなしだれ桜2本のほか、多数の桜で構成されています。しだれ桜は満開直前くらいの感じでした。私としては、城址公園の桜より素晴らしいと思いました。高遠に行って城址公園を見るだけではもったいないです。勝間薬師堂は、必ず立ち寄りたい場所です。
■東伊那栗林 栖林寺のしだれ桜
栖林寺のしだれ桜は終わっていました。先週が見ごろだったのでしょうか。しだれ桜を通して中央アルプスが望める素晴らしい場所なので、改めて訪問したいと思います。なお、しだれ桜は終わっていましたが、お寺にはハナモモが咲き始め、それはそれで美しい風景でした。
■駒ヶ根 光前寺のしだれ桜
駒ヶ根でしだれ桜で有名なお寺です。しだれ桜の本数は秩父の清雲寺を上回るそうです。
しだれ桜が咲き始めとの情報で、厳しいかと思いましたが、行ってみると、陽のあたるところを中心に咲いていました。お寺の雰囲気も素晴らしく、満開時にあらめて見てみたいものと思いました。
ここで、お昼時になりました。2週間前にも食べたばかりですが、明治亭のソースかつ丼を食べることにしました。本店は大混雑だったため、登山口店に行きました。この頻度で食べても、やはりおいしかったです。
■松本 弘法山古墳の桜
山がまるごと桜の古墳です。遠くからみても桜の山なので驚きます。古墳にのぼると北アルプスの絶景がひろがります。桜の量もすごいですが、この絶景がより桜をひきたてているのではないでしょうか。山好きな人には、ぜひ訪れてほしいところです。
ただし、南松本周辺の道路は渋滞が著しく、このへんを抜けるのに、とても時間がかかりました。
■北小倉のしだれ桜
2017年の夏「上高地〜蝶ヶ岳〜松本の山行き」の際に、この場所を通過しています。大滝山の下、三郷スカイラインの麓です。当時は夏ですから全く気づきませんでしたが、再び訪れると景色に見覚えがあり、きつかった記憶がよみがえりました。
私有地なので、近くまではいけませんが、とても立派なしだれ桜です。
安曇野地域では、山の端付近に桜が多くみられますので、時間があればいろいろ立ち寄るのがよいかと思います。
■安曇野 道祖神常念桜
桜・道祖神・常念岳がセットになった場所です。道祖神と桜の組合わせ、とても素晴らしいと思いました。そしてその先には常念岳。言葉がありません。私としては、安曇野を代表する桜、イチオシだと思います。ただ、今回は午後だったので、常念岳がやや逆光気味になってしました。可能であれば、午前中がいいでしょうね。
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