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◆上高地・蝶ヶ岳・大滝山・鍋冠山・松本駅 2017

■日帰り・単独・行動時間計(11時間43分)
上高地バスターミナル06:26→06:36河童橋→07:09明神館→07:46徳沢公衆トイレ→08:33チューダイ広場→09:43長塀山→09:46カモシカの池→09:59妖精の池→10:08蝶ヶ池10:11→10:17蝶ヶ岳→10:25蝶ヶ岳ヒュッテ10:30→10:57崩沢山→11:28大滝山北峰→11:34大滝山→11:39大滝山荘11:48→11:49大滝山北峰→13:02鍋冠山13:06→13:46冷沢登山口13:49→14:14三郷スカイライン展望台→14:31東峠→17:18ぎょうざの王将17:40→18:09松本駅
■松本〜上高地ルート
 記憶があいまいなのですが、2年前、youtaroさんと阿夫利山・赤鞍ヶ岳を歩いたときに、松本〜上高地のルートの話をし、youtaroさんから蝶ヶ岳経由の話を聞いたのではないかと思います。このため、徳本峠ルート、蝶ヶ岳ルートの両プランを作成し、準備をしていたところでした。
 こうしたなか、youtaroさんが近日中に松本〜上高地ルートに行くというコメが上がっており、未明に松本を出発するというものですが、松本と上高地の標高差は約1000mあり、登りが多くなります。しかし、これに同行するのは私にはハード過ぎるため、当初の予定通り、上高地から松本へ下ることとしました。これだと後半に林道の下りになりますので、走れば時間短縮も可能です。
 なお、当初の予定では、沢渡に車をとめて朝イチで上高地入りの予定でしたが、これだと松本駅から戻れずにビジホの可能性がある(あるいは真剣に走らないと行けない)ため、松本駅に車を止めて電車・バスを乗り継いで上高地入りすることとします。この場合、1時間少々スタートがおそくなります。

■上高地・蝶ヶ岳へ
 松本駅西口の駐車場で、youtaroさんにお会いすることができました。youtaroさんの出発を見送り、私は松本駅4:45発の電車に乗るまで仮眠します。
 電車・バスを乗り継ぎ上高地入りします。上高地に到着すると、ガスっぽい感じで、雨も降ってきました。霧雨ではなくて本降り。予想外であったためショックでしたが、雨具の上下・ザックカバーをつけて出発します(フル装着はいつ以来?)。
 徳沢につくころには雨はやみ、長塀尾根にとりつきます。雨で出遅れた感じでしたので、ややペースアップで登ります。展望のない道が続きますが、次第に青空も見え始め、天候回復のきざしにほっとします。池が登場し始めると、高山植物もみられるようになしました。
 妖精の池の付近でyoutaroさんからメール。大滝山に到着とのこと。予定より早いペースに驚きます。蝶ヶ岳で合流もあるかなぁと思いながら進みます。

■展望、そして下山
 蝶ヶ岳が近づくと、槍・穂の山々の展望も開け始めます。山頂までは見えませんでしたが、少し見えただけでも良かったです。常念岳は見えませんが蝶槍までの展望は夏山らしい景観が広がっていました。
 youtaroさんを待つかなぁ、なんて考えていましたが、水を購入する際に蝶ヶ岳ヒュッテの方から「天候が悪化するので早く下山したほうがいい」と。大滝山に向かう話をすると、「今から!? 午後3時に雨の予報ですよ」とのこと。「わかりました、3時なら逃げ切れます」と返答し、すみやかに大滝山に向かうこととします。
 
■なかなかいい、大滝山 
 蝶ヶ岳を下ると、草原はお花畑のようになっていました。下っていくと、youtaroさんが登場します。既にこの時点で36km歩いていること(=私がこれから歩く距離)、三郷スカイライン展望台までの22km・1000mの登りをわずか4時間で登ったこと、大滝山まで8時間にわたって展望がなかったことなどの話を聞きました。私からは蝶ヶ岳での展望、上高地からのバスの整理券など、それぞれの情報交換をしました。下山後は会えるかわかりませんので、一応、お別れをしておきます。
 大滝山へのルートですが、池、花、展望、なかなか良いと思いました。もう少し気軽に登れたら人気があったのかもしれません。

■長い下山
 大滝山からは長い下山です。事前に調べたところ、トレイルランで走っている人がいて、走れる道らしいですし、所要時間も参考になりました。
 実際のところ、木の根がかなり滑りやすく、泥濘な区間も多かったですが、総じて良く整備された道でした。冷沢から先は未舗装林道となり、泥濘な道から開放されてほんと、嬉しかったです。しかし松本駅まで25km近くあります。
 冷沢で、しゃくなげ荘から周回しているというトレランの方とお話しました。合戦尾根上がって、大天井、常念、蝶、大滝と周回しているとのことです。凄い人たちがいるもんだと驚きました。トレランの皆さんとは東峠でお別れしました。
 東峠から先も延々とくねくね道が続きます。走ってもなかなか標高が下がらず、ようやく里まで下りたときは、既に走る気力はなくなりました。しかも、天気が良くて暑い。直射日光が身体に突き刺さります。(軽身であればもうすこし走れたかも)
 一方、youtaroさんは上高地16時のバスということで、私が歩いて松本に行くとちょうど同じ時間帯になりそうです。途中、休憩のため、ぎょうざの王将に立ち寄り、ラーメン+餃子を頂きます。そして、なんとか最後まで歩ききって松本駅へ到着できました。

■youtaroさんに感謝
 ハードなルートでなかなか着手できませんでしたが、ちょうどよい機会で感謝です。方向は違えど、同じルートにチャレンジしているというのは元気が出て、がんばれます。それにしても、このルートを登ってしまうyoutaroさんのパワーに敬意を表したいと思います。ありがとうございました。 

4:45発(臨時)の上高地行き。
旧・井の頭線の車両。
新島々までノンストップです。
ムーンライト信州の運転日に臨時運転されるらしい。
上高地にやってきました。この直後に本降り。雨具上下に加え、ザックカバーを装着したのはいつ以来?
徳沢手前で雨がやんで、
みなさんここで雨具を収納。
景色のない樹林帯を
ひたすら登ります。池があった。
これが「妖精の池」
お花が咲いています。
アオノツガザクラ
シオガマギク。
ヨツバシオガマだったかな。
ミヤマキンポウゲ
ウサギキクとハクサンフウロ
槍ヶ岳〜穂高岳。
山頂付近には雲が。
アップしてみます。
蝶ヶ岳ヒュッテから蝶槍まで見渡せます。
夏の景色です。
雲がとれてほしい。
青空が見えただけでうれしい。
蝶槍方面。時間があれば行くのだけれど。
大滝山に向かいます。
お花の多い道。
カラフルです。
予定通り蝶ヶ岳〜大滝間で、
youtaroさんとすれ違い。
池、多いです。
たくさん、にょきにょき。
秋の花コンビ
霞沢岳の方向
振り返って蝶ヶ岳方面。
この付近、いい感じの山です。
大滝山荘。
山荘前の池
ここにも池
この尾根を下ります。
槍が見える!?
霞沢岳
振り返って大滝山の方向
トウヤクリンドウ、まっさかり。
下降点付近、お花たくさん。
ひたすら樹林帯を下って、冷沢。
この先林道。
すばらしい展望。松本、天気良し。
晴れるのはありがたいですが、暑そう。
松本市街をアップ。遠い。暑そう。
集落まで降りてきました。
この先、走る気力なし。歩きます。
のどかな田園風景。
直射日光が体に突き刺さりますが。
大糸線の電車が通った。
松本までまだまだ。
駅までの途中で、
ぎょうざの王将で休憩

本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。