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●悪沢岳:3141m・日本百名山・標高第6位 ●千枚岳:2880m ●丸山:3032m 
●荒川中岳:3083m・標高第13位
●赤石岳:3120m・日本百名山・標高第7位 ●小赤石岳:3081m 
■2泊3日・単独・行動時間計(15h58min)
 [1日目]畑薙駐車場 8:00→椹島 9:00頃(東海フォレスト/バス)  椹島 9:06→千枚小屋 14:19(5h13min)
 [2日目]千枚小屋 5:06→千枚岳 5:42→丸山 6:26→悪沢岳 6:56-7:01→中岳避難小屋 7:56-8:00→荒川小屋 9:03
      荒川小屋 9:39→小赤石岳 11:29→赤石岳 12:02→分岐 12:17→赤石小屋 13:29(8h23min)
 [3日目]赤石小屋 5:45→椹島 8:07(2h22min)  椹島10:30→畑薙駐車場 11:30頃(東海フォレスト/バス)

■はじめに
 遅い夏休みを1日いただき、日数の要する南ア南部に行くこととしました。悪沢岳・荒川中岳・赤石岳という3000m峰21座のうち3座を周回するというルートです。
 南ア南部は、アクセスに難があります。まず、新東明・新静岡ICから2時間以上、狭隘な峠道・山道を走らないといけません。また、畑薙第一ダム下の駐車場から椹島までは一般車は通行止めなので、東海フォレストの送迎バスで行かねばなりません(無料ですが小屋泊者以外乗車不可)。しかも、バスの始発時刻は午前8時。椹島までの所要は約1時間ですので、歩き始めが午前9時と遅い時間帯となってしまいます。さらに、椹島からの帰りも9月になるとバスの便も少なく、10時半の次は最終で午後2時となるため、初日と最終日の制約が大きいのです。
 ということで、東京を夜出発し、畑薙駐車場には未明に到着。今年の2月には、井川スキー場まで来ており、悪路は十分体験したつもりでしたが、畑薙はさらに遠く、やっぱり、インターから2時間以上の所要となってしまいました。
 東海フォレストの送迎バスは、その日は臨時便はないようで、定刻の8時に乗車します。

■椹島〜千枚小屋
 準備を整え、椹島を9時過ぎにスタート。登山口に入ります。吊り橋を渡ると、そこからは尾根をひたすら登ります。自然林の美しい森ではありますが、ずっと樹林帯で、心が折れます。ひたすら登ります。展望もありません。やがてお花畑が見えると千枚小屋でした。標高は約2500m。椹島の標高が約1100mですから、かなり登ってきました。
 千枚小屋は、8月に新築オープンで、木をふんだんに使った建物で、たいへんきれいです。本日の宿泊者は10名くらい(定員は100名)でガラガラ。「好きなところに寝て良いよ」ということで、角の場所を確保します。着替えて、荷物を整理し、外のベンチで「生ビール(800円)」を頂きます。花の写真撮影や、他の登山者の方と少々お話しましたが、夕食(5時半?)まで時間があるし、眠いので昼寝をします。
 夕食は思いのほか豪華でした。他の登山者の皆さんも、翌日は赤石小屋に宿泊予定ということで、3日間同行程でした。夕食後、再び寝ます。布団はなく、敷き布団代わりにコールマンの寝袋、毛布2枚が各人に割り当てられています。結構寒いので、毛布2枚がけは必須で、フリースも着た状態で寝ました。なお、昼寝もしていたので、結果的に寝過ぎて夜中に目が覚めてしまいましたが、まあ良しとしましょう。

■千枚小屋〜悪沢岳〜荒川中岳〜赤石岳〜赤石小屋
 朝食は4時半です。なかなか豪華です。バナナは途中で食べるべく、持ち帰らせていただきました。5時過ぎには小屋を出ますが、外はガスガスです。千枚岳までひたすら登ります。千枚岳を過ぎると、お花畑が広がります。まず、目についたのは、タカネビランジ(白花)です。2週間前に行った鳳凰三山にはピンク色のタカネビランジがたくさん咲いていましたが、こちらは白花が咲いていました。また、マツムシソウの青紫、トリカブトの青、タカネナデシコのピンク、シシウドの白と、この時期にしては、それはそれは見事なものでした。
 悪沢岳までは、稜線はハイマツの世界ですが、ところどころ岩場の急登降・高度感のある場所もあり、少し緊張します。悪沢岳の山頂は、ガスガスで残念ながら展望がありませんでした。中岳までは、一端下りて登り返します。中岳避難小屋の手前は再びお花畑でした。
 荒川小屋は標高2600mくらいなので、一気に下ります。この間、ガスがとれてきて、青空が見え始めました。赤石岳は雲のなかですが、小赤石岳までは見えるようになりました。途中、鹿よけ柵の中があり、ハクサンフウロなどの花が若干残っていました。荒川小屋では、カップ麺と朝食のバナナを食べました。また、ここの水場で給水です。
 荒川小屋から赤石岳まで、約500mの標高差の登り返しです。途中、小赤石岳のピークもありますので、累積標高はそれ以上となります。小赤石岳までは、岩とハイマツの美しい道が続きます。晴れているので、とても気持ちよい道です。振り返ると、ガスのとれた荒川前岳がよく見えました。
 小赤石岳からは、赤石岳も見えるようになりました。若干下り、再び登り返して赤石岳です。赤石岳の山頂につくと、ポツポツと雨。その後、本降りとなり、一目散に下山しました。雨で滑りやすいところは慎重に、一方で走れるところは走り、赤石小屋まで約1時間半の所要でした。
 荒川小屋も本日は10名程度とのこと。先着順に場所を割り当てるようで、本日の2番目到着のため、角の場所を得ることができました。雨でずぶ濡れだったので、着替えをしたり、干したりしました。雨で体も冷えており、とても寒かったです。なお、空いていて一人当たりのスペースが広かったので良かったですが、雨の日で混雑時だと大変ですね。
 ひととおり整理して、まずはビールを頂きます。350mlが600円でしたが、ドライもラガーもエビスも同じ値段とのこと。なのでエビスにしました。夕食(午後5時)は豚のショウガ焼きと汁物でした。前日たくさん寝ているので、食事後は、他の登山者の皆さんと食堂でいろいろな山の話などをしました。

■赤石小屋〜椹島
 朝食は5時です。椹島のバスの出発時刻が10時半なので、食事後すぐに下りても早すぎるのですが、朝から雨が降っていることもあり、とにかく下山します。ひたすら下山します。木の根っこが滑りやすく歩きにくいです。それに、景色が変わらないので飽きます。さらに、ストックを折ってしまい落ち込みます。
 椹島には2時間少々で到着。10時半まですることがなく、今回一緒だった皆さんとお話をしたり、ケーキセットやカレーライスを食べたりして時間をつぶしました。

■下山後
 畑薙の駐車場にほど近い、赤石温泉・白樺荘(日帰り入浴500円)に寄りました。肌がつるつるになる、いいお湯でした。
 今回、単独での山歩きでしたが、3日間を通じて他の登山者の方と一緒であり、いろいろお話もできましたし、登山中も心強かったです。また、どこかの山でお会いできると良いです。
 なお、小屋泊は2回目でしたが、2日目にどの程度歩けるのか、雨のときはどうするか、荷物は何を持っていけばよいのか、よい勉強になりました。

畑薙 東海フォレストの送迎バス
椹島
椹島
登山口
見晴台
見晴らしても雲ばかり
千枚小屋
千枚小屋の内部
トイレ棟
小屋付近のお花畑
青:トリカブト 白:サラシナショウマ 黄:マルハダケブキ 白:シシウド
ヤナギラン
マルハダケブキ
ヤマハハコ?
シシウド
トリカブト
ナナカマド
サラシナショウマ
トリカブト
千枚小屋
青空が見えてきました。
千枚小屋 夕景
夕食・豪華です!
朝食
千枚岳
タカネビランジ(白花)
マツムシソウ
とがった岩
お花畑
お花畑のトラバース
シシウド  マツムシソウ  タカネナデシコ
お花畑
お花畑
ホシガラス
ホシガラス 飛んだ!
登山道
丸山 3032m
悪沢岳 3141m
アキノキリンソウ
ウスユキソウ
チシマギキョウ
ウスユキソウとアキノキリンソウ
トウヤクリンドウ
イワベンケイ と タカネヒゴダイ?
シコタンハコベ
シコタンハコベ
シコタンハコベ
タカネシオガマ
チングルマの綿毛
タカネツメクサ
コゴメグサ
ウサギギク
チシマギキョウ
中岳避難小屋
斜面と青空
ハクサンフウロ
ウメバチソウ
シシウド
青空
マツムシソウ
マツムシソウ
マツムシソウ
荒川小屋が下に見えます。
後ろを振り返って撮影
谷の方向
イワイチン
荒川小屋から荒川前岳
青空
テン場付近から荒川小屋
荒川前岳
荒川前岳
小赤石岳
大聖寺平
ハイマツの道
荒川前岳
ハイマツの道
ハイマツの道
ミヤマダイコンソウの咲き残り
小赤石岳 3081m
稜線の道
稜線の道
小赤石岳
赤石岳
小赤石岳
赤石岳
青空に向かって!
赤石岳
赤石小屋でカップ麺
コーヒータイム
ビール!
聖岳は見えません。
赤石小屋の夕食
赤石小屋の朝食
椹島に到着。
喫茶店
椹島のケーキセット(紅茶)
椹島のカレー
下山後の温泉
 

 
地図はカシミール3Dを使用して作成しています。なお、この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認(平24情使第201号)を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。また、本文中の山の名前・花の名前は十分な特定ができず、勘違い、間違いなどがある場合があります。